水出しコーヒーは、お湯を使わず常温のお水を使ってコーヒーを入れます。温度が低い分時間をかけて、成分を抽出します。
しかし、お水の温度によって溶け出す成分も違い、味わいも違います。
私個人の印象ですが、水出しコーヒーは「まろやかな味わい」になりますが、ぼやけた味になります。
一方、一般的なアイスコーヒーは、コーヒーを濃い目につくり氷で急冷しますが、 メリハリのあるハッキリした味で香りも強く出ます。
当店のお客様に水出しコーヒーと通常のアイスコーヒーを飲み比べていただいたことがありますが、どちらが美味しいというわけではないようで、好みが別れます。
普段アイスコーヒーを飲まれない方は、通常のアイスコーヒーを好まれることが多いように感じます。
ちなみに私自身は通常のアイスコーヒーが好みです。
水出しコーヒーは上記のように、2種類の入れ方がありますが、どちらがお勧めかというと、現在は、どちらが良いというわけではありません。
雰囲気を出したければ点滴方式がよいと思いますし、手軽に入れたければ漬け置き方式がお勧めです。
ただし、美味しく入れるためのちょっとしたコツがあります。
それは、点滴方式も漬け置き方式も最初に熱湯で蒸らすこと。 3分ほど蒸らすと、おいしい成分が良く出ます。 |